両関ブログ     
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本日の酒蔵 〜蒸し米〜
2009年01月12日

昨日の荒れた天気から一転、今朝はキラキラと眩しいぐらい
お日様が雪に反射して、綺麗な銀世界を演出してくれました。
まるで、新成人をお祝いしているかのようでした。
とは言え、秋田では殆んどがお盆の時期に成人式をするので、
今日成人式に臨んだ人達は、秋田市内の方達ぐらいではなかったでしょうか。


二十歳から飲酒が許されるとは言え、度を越しての飲酒は控えましょうね。
「お酒は楽しく、美味しく」が基本です。


そんな成人の日の今日も、大吟醸酒の仕込みが続いています。
一昨日の「米とぎ」に続いて、今日は洗った米を蒸す時間にお邪魔しました。



2008年1月10日米とぎ 0012008年1月10日米とぎ 002





朝一番、始業のベルが鳴るとすぐさま取り掛かるのが、
和釜に乗せた甑(こしき)に前日洗った米を入れる作業です。
更に大量の蒸気で勢い良く蒸し上げます。
今日は仲仕込みに使う分だけなので、計200kgを蒸しました。


蒸し上がりまで約1時間余り。早々に自分の仕事を片付けて、
釜場に直行。既に蒸し上がって、蓋が外され辺り一面ご覧のように
もうもうと立ち昇る湯気で真っ白な状態でした。


杜氏が甑の蒸し米を手に取り、弾力を確かめます。
40%に磨かれた山田錦は、殆んどが中心部分のデンプン質なのですが、
蒸気で適度に蒸すことで、外側は硬く弾力のある蒸し米になります。



2008年1月10日米とぎ 007




手にとってみると、小さな米粒が艶々と光っています。
感触は普通のご飯とは違い、硬くしまって尚且つ弾力があって、
軽く握ると跳ね返す力があります。冷めると更にしっかりとした感触になります。


プチプチとした塊を見て連想したのが、ハタハタの“ぶりっこ”。
秋田県人にはお馴染みのハタハタ。
その卵を秋田では“ぶりっこ”と親しみを込めて呼びます。
大きさといい、感触といい、色は違いますけど似てます。(☆゚∀゚)


・・・美味しそうです。モノは試し、、、食べてみました。
ちょっと硬いけど、噛むほどに甘みが出てきて美味しいです。(⌒〜⌒)



2008年1月10日米とぎ 0032008年1月10日米とぎ 006




蒸し上がった米は、肩に担いで放冷機へと運ばれます。
これまた長く使い込まれた桶に少しずつ、まだ熱い蒸し米を入れ、
交互に担いで運んでいきます。この後、適度に冷まされた蒸し米は、
仕込みタンクへとまた担いで運びます。人の手が掛かる大事な作業です。


今日は、午後からまた米とぎがありました。
昨日よりも多く、この仕込み期間で一番多く(500kg以上です)洗米しました。
明日は、その米を蒸して仕込まれる「仲仕込み」「留仕込み」
の模様をお伝えしようと思います。(・◇・)ゞ


(by yoko )



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