寒い日が続くと人は自然としやみ(秋田弁で「面倒くさがり屋」のこと)になってしまいます。そんな時はどうすればいいか?簡単です。熱燗で旨い酒を飲み、いい音楽を聴けばいいんです!!ちょっと強引ですが大好評の酒と音楽シリーズの三回目は生きる伝説ボブ・ディランです この人はその存在自体が都市伝説みたいなものでこれまで世界中のミュージシャンやアーティストに影響を与え続けました。私は熱烈なディランファンというわけじゃありませんので全部の作品を聞いていませんが(だって44作品もあるんですよ)上の二つはこの頃よく聞く作品です。左が1965年の「追憶のハイウェイ61」、右が2006年の「モダン・タイムズ」です。どちらもディランの作品ですが、なんと40年以上の年月の差があるんですね。追憶のハイウェイはディランが若い時の作品ですが1曲目の「ライク・ア・ローリングストーンズ」から最後までテンションを下げずに聞くことができ、にもかかわらず何回も聞きなおせる奥深さもあります。モダン・タイムズはディランが65歳の時の作品ですが、さすがの貫禄を見せ付けながら微塵も古臭さが感じられず洗練された音楽を聞かせてくれます。日本酒でいうとモロミから清酒が絞れて長い時間をかけて熟成されていくような感じでしょうか。皆さんはどっちのディランが好みですか?今宵は両関・山廃特別純米酒がお薦めです。(総務・たっくん。)