ちょっと時間が空きましたが、昨日の続きです。麹が出来上がると、酒母造りが始まります。「酒の母」ってすごい名前ですね。でも、その名のとおり、お酒のモトになるもので、アルコールをつくりだす酵母菌を大量に培養したものです。酒蔵では“酛(もと)”とも呼びます。この酒母の様子はまたの機会に。。。今日は、ちょっと端折って仕込んだばかりのモロミの様子をお伝えします。 「初添はつぞえ)」と言います。タンクの底のほうに僅かに見える液体。中身は、出来上がった酒母、水、麹、蒸し米です。一日目の仕込みです。今日はこれだけφ(.. )酒母の量が少ないので、日を追うごとに少しずつ麹や水、蒸し米などの材料を足していきます。上の写真左は仕込んだ直後です。まだ、表面は水っぽい状態です。(タンクの中に入っている棒は、櫂棒といってかき混ぜる為のものです。3メートル以上もあります。ちなみにこの仕込みタンクの深さは2メートル30センチぐらいあります。)右は午後の状態です。3〜4時間経過した頃でしょうか。米が水を吸って膨張している様子が分かりますでしょうか?このタンクの仕込みは今日はこれでおしまいです。明日にはどんな風になっているのでしょう。ちゃんとふくれてくれると思います。楽しみです(⌒-⌒)(by yoko )