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両関本舗の小さな光 〜ガラス戸〜
2008年07月18日
151d41f6.JPG 一日に何度も開け閉めするガラスの引き戸。
 一号蔵横にあるガラス戸は、蔵をつなぐ空間を“内”と“外”に隔てるためにあります。バリアフリーならぬフラットな床を仕切り、外からの風を避け、作業場の間仕切り役をしています。

 この一枚のガラス戸も年代物のようで、ガラス板が波打つように歪んでいることが、ガラス越しに見えるタンクの縁がデコボコと凹凸をもって映ることから分かります。ガラス板を作る技術がまだ稚拙だったことを物語っています。が、それも今では時代を演出する小道具のように周囲の空間に溶け込んでいるように見えます。
 一枚一枚のガラスが、それを隔てる景色に“時間”というフィルターをかけて見せてくれているようです。

 遠目にも手指の跡が付いていると、気になって綺麗に拭き取るのですが、磨くほどに景色が歪んで見える何とも皮肉なガラス戸です。  (by yoko)

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