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酒林
2008年04月18日
3d80d4dc.jpg ここ数日のポカポカ陽気で一気に春めいて来ました。市内のあちこちで白木蓮や梅が咲き、会社近くの前森公園の桜もほころび始めました。
 一昨日、千葉と茨城のお客様が見学にいらっしゃいました。ご年配の男女6名。最初に事務所前の「酒林」が目に止まったようで、鋭い質問が…「これはそもそもどんな理由で吊るしてあるんですか?」。想定外の質問に、即答できませんでしたので、この場を借りてご説明しておきます。
 「酒林(さかばやし)」または「杉玉(すぎだま)」ともいわれ、酒蔵の軒先に吊るされているものです。毎年新酒ができたときに新しいものと交換され、「今年も新酒ができました」という酒蔵からのお知らせという意味があります。
 そもそものいわれには二つの説があるようです。一つは、古来酒造りの神とされている奈良の三輪神社のご神体である三輪山が全山杉で覆われていて、そのゆかりで杉の玉を酒蔵のトレードマークにしたという説。もう一つは、その神社のご神体が杉であり、その杉の葉や枝をいただいて来て軒に吊るし、良い酒ができることを祈願し、また病や災害からのご加護を願うものであったという説です。似たような話ですが、微妙に違います。
 当社の「酒林」は昨年11月に新しくしましたが、5ヶ月経った今はだいぶ色が変わって来ました。時の経過とともに杉の葉が次第に枯れて茶色に色づいて行く様は、新酒のフレッシュな味わいが蔵の中で静かに眠ることでこなれて行き、熟成された芳醇な味わいへ変化して行く過程をイメージさせているとも言えます。(総務 M.S)

Comments(0) TrackBack(0) 工場見学 
 

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